朝焼けの日は雨が降る

朝焼けの日は雨が降ると昔からよく言われていますよね。確かに不気味な赤い朝焼けを見た日は雨が降りやすいようです。これは一体どういう理由からなのでしょうか。

朝焼けが起こる理由は、太陽光線が地表近くの空気層を通過するとき、波長の短い青い光が散乱する為に起こることから発生するといわれています。

しかしこれだけ聞いても、何がなにやら訳が分からないという人も多いと思います。実際私もこのようなことと突然にいわれても理解など出来るとは思えません。

そこでもう少し詳しく説明すると、赤い光というのは、水蒸気が少なければ少ないほど鮮やかに見えるようになっています。そのため、太陽は東から昇るために東側の空気が異常に乾いていることによって朝焼けが発生するのです。

日本の天気は概ね西側から崩れてくることが多いといわれています。湿った空気は乾いた空気に流れる性質があります。そのため、西側の湿った空気が乾いた東側に流れることで天気が崩れやすくなります。

この事が、朝焼けの日は雨が降るということに繋がっているのです。道理を知ると納得してしまうものですよね。