関東の放射能レベルは下がったのか

福島原発事故から4年以上が経ちますが、今東京をはじめ関東に住んでいる人達は放射線のことを考えたことがあるのでしょうか。日本はとても小さな国です。そのため、福島から東京というとかなり遠くにあるイメージがあります。

しかし、世界規模で見たら隣にあると言ってもいいくらいなのです。車で3,4時間はアメリカなどに住んでいる人にしてみれば隣町と言ってもいいくらいの近さと言ってもいいでしょう。福島原発周辺はまだ一般人は立ち入ることが出来ないくらい放射能による汚染が続いて言います。

放射線量的にはかなり少なくなってきてはいるようですが、放射能物質自体はなくなってはいません。放射線量が少なくなったというのはそれだけ拡散したと言うことです。原発爆発事故時には放射線量を量る機器が飛ぶように売れたといわれています。

現在はおそらく、買う人などいないでしょう。それだけ人々の関心が薄れていると言うことです。しかし、本当に放射性物質は無くなったのでしょうか。放射能による影響は現在においてもほとんど分かっていないというのが現状のようです。

人によって症状が変わってきますし、どのくらいの線量を浴びると影響が出るのかも実際には分かっていないと言われています。もしかしたら、現在の東京の放射線レベルでも人体に影響があるかもしれません。こればかりは、時間が経たないと誰も検証できないのです。