税金は全ての薄く広く徴収しなければならない

税金というのは誰も払いたくないものの一つなのではないでしょうか。私などはそれ程多く稼いでいないので所得税の支払も多くはありません。また、自営業のため、サラリーマンよりもかなり税金に対しては少く払っているというのも確かです。

サラリーマンの場合もらった給料がそのまま税金対象になりますが、自営業者の場合もらったお金というのは厳密に言えば自分のお金ではありません。

その中には会社を運営していくための運営資金もありますし、材料や道具などの支払いも行わなければなりません。そのようなものを差し引いたお金が会社としての利益になるのです。

また、そこから自分の給料をもらうという形になります。そのため、もらったお金が多くても実際には自分の懐に入るお金というのはたかが知れているということになるんですね。

日本のサラリーマンの中で年収1000万円を超えてもらっている人というのは4%しかいないと言われています。
その4%で日本のサラリーマンの税金の半分をまかなっているというのが日本の現状というから驚きです。

サラリーマンの中には300万円以下の年収の人もかなり多く存在します。そのような人の所得税というのは本当に僅かなものです。それを高額所得者がカバーしているというのが現状ということを考えると高額所得者をもっと優遇していかなければならないような気もします。

最近は富裕層の海外移住が増えていると言われています。せっかく働いたお金の多くを税金に取られるくらいなら海外で暮らしたほうがマシという考えです。

普通のサラリーマンではそのようなことはまず不可能ですが、会社経営者や自営業を営んでいる人などは決して無理なことではありません。そうなってくると税金の収入が少なくなりもっと多くの人から多くの税金を徴収しなくてはならなくなってしまいます。

そうならないためにも、今後はもっと広くたくさんの税金を徴収する方式にしていかなければならないのでしょうね。