日本が資源大国に転換

日本は資源が少ない国です。そのため多くの資源を外国から輸入する輸入大国です。しかし、その資源の量も限界がありいつまでも輸入できる補償はありません。

特にエネルギー資源については海外情勢に大きく影響をされてしまいます。石油の産油国である中東諸国はいつも紛争状態です。そのような国からいつまでも安定して石油を輸入できるとは思えません。

アメリカはシェールガスシェールオイルの産出を確率化できたために中東諸国からの石油やガスの輸入をしなくても良くなったようです。

アメリカはそれまで世界一のエネルギー資源の輸入国だったのが今では全く輸入に頼らなくても良くなったのです。その埋蔵量は莫大な量になり輸出国になっても良いほどだと言われています。しかし、アメリカには独特のエネルギー制作があり輸出をするということは難しいと言われています。そのため、アメリカからのエネルギー資源の輸入というのは当面無いようです。

日本にも実はエネルギー資源があるというのは結構有名な話になっているようです。そのエネルギーというのがメタンハイドレートです。

このメタンハイドレート日本海の大陸棚にかなりの量が存在しているという研究結果が出ているようです。現在、採掘可能かどうかの研究が進んでいるようです。もし、このメタンハイドレートの採掘が可能になれば日本もエネルギーに困ることはなくなると言われています。

資源で言えば日本はエネルギー資源だけではなく製造業に必要な原料もほぼ輸入に頼っています。しかし、その原材料を国内の資源でまかなえるようにする技術開発も進んでいるようです。

航空機などの機体などに使われる炭素繊維間伐材や稲わらのような繊維からつくる方法がそれです。現在のところ石油から作られているのですが、木材から抽出できるようになると森林の多い日本は資源大国になるかもしれません。

技術大国と言われた日本ですから、今後は資源を作り出す技術を確立していけるといいですね。