韓国経済を担うサムスンの実力

韓国の景気の落ち込みから復帰はいつになるのでしょうか。韓国と
いう国の場合、日本では信じられない程に財閥の力が強いと言われ
ています。

サムスンも韓国財閥の中の一つです。サムスンは携帯電話での事業
で成功して世界的にも有名な企業になりました。しかし、実際には
サムスンの株を持っているのはほとんどが外国の投資家だと言われ
ています。

そのため、利益の多くがこれらの投資家のもとに流れてしまい、実
際にはそれ程の利益を得ることができていないとも言われています
。しかし、そんな状況であっても韓国経済を左右するほどの納税を
しているのも事実なのです。

サムスンが倒産するようなことがあれば間違いなく韓国経済は大打
撃をうけて立ち直れないほどになると言われています。現在の韓国
のGDPの約2割をサムスンはになっていると言われています。

日本の場合も財閥系の企業が存在しますが、これらの企業は実は全
てが別企業と入ってもいいほど連携はしていません。名前だけが残
ったという感じの企業がほとんどです。

そのため、日本の経済は一つの財閥系の企業がけん引するという事
はありえないのです。また、日本の場合、収益の多くを中小企業が
まかなっているということも大きな特徴です。

大企業を頂点にしたピラミッド構造なのですが、日本の場合中小企
業がなければ大企業も存在できないという形になっています。その
ため多くの会社が存在しているのです。

韓国の場合、サムスン一社に頼りすぎている構造を見直さない限り
発展は無いとも言われています。今後、韓国がどうなるのか気にな
るところです。