自動車の本当の燃費の求め方

自動車を購入するときに気になるのが燃費の良さではないだろうか
。もちろん購入金額が一番のネックになるのだが、どれだけランニ
ングコストを抑えられるかが購入の判断基準になるものである。

カタログではリッターあたり20キロ以上の車が多くなってきてい
る。軽自動車の中には35キロという驚きの低燃費をうたっている
ものもある。

しかし、実際、車を走らせてみるとそんな高燃費な車は存在しない
。その理由は測定の仕方に問題があるようだ。以前は10モード燃
費という測定方法を取っていた。

この10モード式と言うのはとても大雑把であまりにも実燃費と違
うために最近ではjc08モードという測定方法を取られている。しか
し、この方式であっても、実際に街中を走るときの燃費よりはかな
り高い数値になっている。

その理由は簡単で実際には街中を走ることはなく、メーカーでの屋
内でのテストになっているためである。そのため、外的環境に影響
されないために高燃費を示すことになるのである。

このjc08モードと実際の燃費の違いは代替70%をかけた値を見る
といいと言われている。30キロの燃費をうたっている車であれば21
キロ程度の実燃費ということになる。

しかし、この燃費もドライバーの乗り方一つで全然違うものになる
という。車の燃費を一番左右するのは停止状態から加速する時だ。
この時に急発進するの癖がある人はどうしても燃費が悪くなると言
われている。

また、ドレスアップのためにタイヤ・ホイールのインチアップも燃
費を悪くする原因のようだ。燃費のイイ車を買うのはもちろんだが
、乗り方にも注意する必要があるというのは言うまでもないことだ
ろう。