東電のとかげのしっぽ切りカンパニー

東京電力福島原発廃炉にするための新会社が出来たそうですね。

その名も「福島第一廃炉推進カンパニー」
ちょっとふざけたネーミングだと思うのは私だけでしょうか。

でも、東電としては自分の会社で運営するよりも分社化することで環境整備を促進したい狙いがあるようです。

今、東電自体も国の管轄にある企業です。

東日本大震災までは日本のリーディングカンパニーと言われていた会社だけにそのダメージも大きいというのは誰の目にも明らかです。

その東電から分社という形で発足した廃炉カンパニーですが、今後は廃炉に向けての運営を一身に受けることになります。

でも、これって蜥蜴の尻尾切りになりそうな気もしないでもないですよね。

未だに、排水タンクからの漏洩や、地下ピットからの廃液の漏洩などが普通に起きています。

その度に東電が対処していましたが、今度からはこの廃炉カンパニーが責任を取っていくのでしょうから。

分社することで動きが良くなるといいのですが、責任逃れのためならちょっと許すことは出来ませんね。